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服薬指導マニュアル

原則として大量投与（1日塗布量として10gを超える）を避ける。大量投与する場合は、アルプロスタジルアルファデクスを全身投与した場合と同様の症状が出現するおそれがあるので、血圧、脈拍等を観察しながら慎重に、異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置をとる。 油脂性基剤。創面保護作用を併せ持つ。基剤がプラスチベースで、浸出液の多い潰瘍面には不適。

油脂性基剤はワセリンなどの鉱物性基剤、ウィルソン軟、単軟膏などの動植物基剤。ワセリンをより精製したのがプロペト、サンホワイト。ワセリンの温度による粘稠度の変化を改善したのがゲル炭化水素のプラスチベース、ワセリンより透過性が高く、延びや使用感よく、眼軟膏に広く使われている。 乳剤性基剤は油脂性に比べ、透過性に優れているが、添加物が多く、刺激や接触性皮膚炎に注意、水疱、膿疱、びらん、潰瘍、亀裂面には不...